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ここでは中国輸入にかかってくるコストについて説明していきます
細かく計算していかないと、実は利益が出ていないのに販売していた!
なんてことにもなりかねません。
特に関税が高額の商品、大きいものや重いものは、見積もり段階での送料と実際の送料が大きく変わってくる可能性があります。
まず仕入れにかかる費用を一つずつ見ていきましょう。
商品代金
アリババやタオバオから買うときの商品代金です。
購入する個数によって割引されたりします
アリババでは何個買えばいくらになるかというのが載っているので分かりやすいです。
タオバオでは載っていませんが、10個以上購入すると割り引かれることが多いです。
僕の場合はこちらから割引してと言わなくても、 買い付け代行さんが勝手に交渉してくれます
中国国内送料
購入する SHOP から、買付代行の倉庫までの送料です。
送料無料の店舗も割とあります。
表示はとても安かったのに、 結局国内送料がかかって、もっと安いショップがあったというミスもあるので、 見ておいた方がいい部分です。
ただ、 こちらの方が総合型では安いですよと。提案してくれたりもします。
買い付け代行手数料
多くの中国輸入ユーザーは、 買い付け代行さんを使っています。
Google で「中国輸入買い付け代行」と、調べるとたくさんの業者が出てきます。
国際送料
中国から日本までの送料のことです。
重量課金制と体積課金制とあります。
重量課金制とは、「単価/kg」で1KGあたり○○元という料金体系のことをいいます。
通常は重量課金制の計算で良いのですが、 重いものや大きいものになってくると従量課金制の計算では適応できなくなります。
体積課金制とは、商品自体は軽いけど、大きいものになってくると、大きさで計算されます。
関税・消費税
輸入の際にかかる関税と消費税のことです。
一言に関税消費税と言っても、中国から商品を輸入する際の税の費用としては4種類の費用がかかってきます。
- 関税
- 消費税
- 税関手数料(一律:1箱につき200円)
- 中国輸出通関手数料 (一律:1箱につき4元)
- 立替手数料600円くらい(通関業者に取られる)
特に関税と消費税は細かく計算しておかないと、
意外と高くかかってくる商品もあるので危険です。
中国から輸入する場合の関税は簡易税率と一般関税率の2種類で分けられます。
簡易税率は、輸入する商品の合計金額が20万円以下であれば適応することができます
(適用できない商品もある)
上記の図のように商品代金(国際送料を含む) 適用される税率が変わってきます。
全部覚えるのは大変なので押さえておきたいポイントとしては、
革やファーなど、天然のファッション系は、高い!
って思っておけばいいです。
法人格にはしていないけど、個人輸入でも税金はかかるのか?
かかります。
個人であっても法人であっても、上記の物量によって関税は必ずかかってきます。
中国輸入では物量が大量になるので、必ずかかってきます。
商用利用可個人利用可で関税が変わる
中国輸入を始めると、税関や、通関業者から電話がかかってくることがあります。
あなたが買ったものは個人利用ですか商用利用ですか?
と、聞かれ、その商品の詳細(何に使うものなのか・素材等を聞かれます)
この回答によっては税率が変わってきますが、
税金を取られたくないからと言って、嘘をつくのはだめです。
消費税はいくらか?
輸入の時には消費税までかかってきます!
しかも 計算方法がこちらです。
{CIF価格(商品代金+送料+保険等)+関税}×8%
関税を足した金額に消費税の8%がかかってきます。
税金に対して税金がかかってくるという謎の構造・・・
難しい・・・結局どう計算すればいいのか?
中国輸入業者は、基本的に以下の計算式で、課税されると思っておいていいです。
CIF価格(商品代金+送料+保険等)×100%×一般税率=その商品の関税
その商品にかかったコスト(商品代金、送料、輸送保険、その他)を足し合わせたものを「CIF価格」と呼びます。
一般税率は商品代金ではなく、送料等も合わせたCIF価格に課税されることを覚えておきましょう。
商品代金が500円、送料その他もろもろが500円、
原価1000円だと思っていたが、
一般税率が10%の商品の場合は、「(500+500)×0.1=100円」の関税がかかります。
さらに消費税・・
{CIF価格(商品代金+送料+保険等)+関税}×8%
1100*8%=88円
つまりぜんぶを合わせると原価1188円になります。
関税のことはこちらのサイトで詳しく載ってます
コストを安くする裏技
- 税関手数料(一律:1箱につき200円)
- 中国輸出通関手数料 (一律:1箱につき4元)
こちらの2点はどうしてもかかってくるので、
仕方ないのですが
- 立替手数料600円くらい(通関業者に取られる)
立替手数料はあることをすることで、節約することができます
こちらの記事を参考にしてください。
その他の経費
人によって変わってきますが、
- FBA に納品するためのラベル貼り付け経費
- 自宅から納品する場合は、 自宅から FBA 倉庫までの送料
- 梱包を入れ替える場合は梱包資材
などなど、細かな経費がかかります。
商品のコスト計算をしよう。
1種類の商品を大量に送る場合
こちらの計算はとても簡単です。
全部の金額をまとめて、 個数で割ればいいだけです。
レート17.0
商品代金が10000元(170000円)
代行手数料5%(500元=8500円)
中国国内送料無料
国際送料2000元(34000円)
関税消費税3万5000円
その他の経費5000円
個数500個仕入れている場合
全ての金額から500を割れば一個あたりの単価が出ますよね
170000+8500+34000+35000+5000=252500
252500/500=505円/個
複数の種類の商品をまとめて送る場合
こちらは少し難しいです。
全体の 金額から1種類種類の商品コストを計算する必要があります。
レート17.0 国際送料 1kgあたり20元とする
商品代金が10000元(170000円)
代行手数料5%(500元=8500円)
中国国内送料無料
国際送料2000元(34000円)全体の重さ100kg
関税消費税3万5000円
その他の経費5000円
A商品 個数100個仕入れている場合
B商品 個数200個仕入れている場合
C商品 個数200個仕入れている場合
A商品のコストを割り出すには、
A 商品だけの商品代金、送料、関税消費税をわり出さなければいけません。
【送料を出す】
送料を割り出すには A商品の重さを知る必要があります
A商品だけの商品代金 2000元(34000円)1個当たり340円
A商品1個当たりの重さ 0.1kg
税率10%
だった場合で計算
送料:34000*100kg=340円/kg
340円*0.1kg=送料は34円
1個当たり34円の送料
【関税消費税を出す】
関税消費税3万5000円/全体個数500個=70円
1個当たり70円の関税消費税
* 厳密に言えば税率が低い商品もあるので、 全体で割り出すと、本来のA商品にかかってくるコストがずれますが、この部分を細かく出すことが実際問題難しいです。
A商品でどのぐらいの関税消費税がかかっているのか調べて、計算した方がより正確な数字が出ますが、そこまで細かく見なくても、 大きくは変わらないので、僕は全体で割って考える計算を採用しています。
【その他経費】
その他の経費5000円/全体個数500個=10円
商品代金340円+送料34円+関税消費税70円+その他の経費10円
=454円
オリジナル商品管理表をプレゼント!
動画に出てきている商品管理表をプレゼントしております。コピーをして使いましょう
商品管理をしていくファイルをダウンロードしましょう。
仕入れデータ作成フォルダに入っていますので、
それぞれ2つ開いて自身で作ったgoogleドライブの中国輸入フォルダにコピーしてください。
検討管理表の使い方
リサーチ結果フォーマットの使い方
通関保留中になった時。通関できない商品・販売できない商品とは?
僕が中国輸入を始めて、まだ間もないころ・・
日本でまだ鎖国してるなと感じました。
輸入してはダメな商品がかなり多く、
僕も知らずに輸入して2度ほど止まったことがあります。
問題なく輸入ができても安心はできません。
法律的な問題や販売するサイトの規約の問題から、
販売してはいけないものも把握しておきましょう。
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